Langflow

Coze の代替。AIエージェントやRAGの処理をブロックをつないで作り、APIやMCPサーバーとして公開できるビジュアル開発ツール

オープンソース代替:CozeZapier

公式サイト ↗ GitHub ドキュメント

自分のサーバーで動かすなら:メモリ 1GB 以上の VPS で、月額 588円〜(目安) 導入方法と VPS の比較を見る ↓

  • ARM対応
  • Docker対応
  • セルフホスト可
  • 商用利用可
  • 日本語UI

Langflow は、AIエージェントやワークフローを画面上でブロックをつないで作り、そのまま公開できる開発ツールです(AIエージェントは、指示を受けて作業を自分で進める AIのこと)。README によると、ビジュアルエディタでフローを組み、プレイグラウンドで手順ごとに動きを確かめながら直せます。各ブロックは Python のソースを開いてカスタマイズでき、複数エージェントの連携、会話管理、検索(RAG:手元の資料を検索して回答に使う仕組み)にも対応します。作ったフローは API として公開するか JSON で書き出して Python アプリに組み込め、MCP サーバー(AIツールから呼び出せる共通の接続口)として公開して MCP 対応のクライアントからツールとして呼び出すこともできます。LangSmith・Langfuse などで動作の記録も取れます。

AIの頭脳は外部のモデルで、主要な LLM の API(従量課金)やローカルモデルを、ベクトルデータベース(文章を意味の近さで検索するためのデータベース)や各種ツールと組み合わせて使います。ブロックの中で任意の Python コードを動かせる性質上、セキュリティには特に注意が必要です。GitHub で公開されているセキュリティ勧告は2026-10-15 時点で37件あり、認証なしでリモートからコードを実行できるもの(CVE-2025-3248、CVE-2026-33017 など)を含め「critical」が多数あります。公式の Docker イメージと正式リリースは初期設定でログイン必須(管理者パスワードの設定が必要)になっています。

導入は、Python 3.10〜3.14 と uv で uv pip install langflow するか、Docker(PostgreSQL と組み合わせる compose 例あり)、または依存関係を同梱した Windows・macOS 用の Langflow Desktop です。必要メモリは公表されていません。2023年から開発が続く定番のプロジェクトで、Dify(掲載済み)と並んで比較されることの多いツールです。2026-09-15〜10-15 の30日間に342件のコミットがありました(最新リリースは10月13日の v1.12.6)。

日本語対応

UIの日本語化 100%
翻訳ファイル src/frontend/src/locales/ja.json
日本語ドキュメント 未検出 リポジトリ内に日本語のドキュメントは見つかりませんでした
日本語で調べやすさ Google で検索 ↗ 「Langflow 導入」で日本語記事を確認

リポジトリに日本語の翻訳ファイル(src/frontend/src/locales/ja.json、src/backend/base/langflow/locales/ja.json)があり、画面を日本語で表示できます。README・公式ドキュメントは英語です。

※ 日本語化率はリポジトリ内の翻訳ファイル(src/frontend/src/locales/ja.json)の項目数を英語版と比較して自動計測しています。最終計測:2026/10/21

向いている人・向いていない人

向いている

  • Coze や Zapier の AI 機能で作っていたエージェント・ワークフローを、自社サーバーで動かしたい
  • RAG やエージェントの処理を、画面で組み立てながら試したい
  • 作ったフローを API や MCP サーバーとして社内のアプリやAIツールから呼び出したい
  • ブロックの中身を Python で細かく書き換えたい

向いていない

  • インターネットに公開して運用したいが、更新とアクセス制限を続ける体制がない(重大な脆弱性が繰り返し報告されている)
  • プログラミングの知識なしで業務の自動化をしたい(SaaS 連携の数や手軽さは Zapier の方が上)
  • チャット画面つきのAIアプリを手早く配りたい(その用途は Dify なども候補)
  • API キーやモデルの選定を自分でしたくない

最近の更新

  • v1.12.7
    リリースノート(原文)
    <!-- Release notes generated using configuration in .github/release.yml at v1.12.7 -->
    
    ## What's Changed
    ### 🐛 Bug Fixes
    * fix(security): validate OpenSearch connector URLs by @erichare in https://github.com/langflow-ai/langflow/pull/15756
    * fix(security): scope original-file S3 uploads by @erichare in https://github.com/langflow-ai/langflow/pull/15757
    * fix(deps): dependency upgrades for 1.12.7 by @Adam-Aghili in https://github.com/langflow-ai/langflow/pull/15762
    * fix(security): reject process and code loader capabilities by @erichare in https://github.com/langflow-ai/langflow/pull/15758
    * fix(api): reconstruct workflow status without component instantiation by @erichare in https://github.com/langflow-ai/langflow/pull/15781
    * fix(kb): honor environment fallback and redact connection err…
  • v1.12.6
    リリースノート(原文)
    <!-- Release notes generated using configuration in .github/release.yml at v1.12.6 -->
    
    ## What's Changed
    ### 🐛 Bug Fixes
    * fix: reject reusing bundle releases published for another lfx line by @erichare in https://github.com/langflow-ai/langflow/pull/15657
    * fix(deps): dependency upgrades to 1.12.6 by @Adam-Aghili in https://github.com/langflow-ai/langflow/pull/15654
    * fix: 1.13.0 security backports to 1.12.6 by @Adam-Aghili in https://github.com/langflow-ai/langflow/pull/15655
    * fix(mcp): derive flow input schemas without running stored component code by @erichare in https://github.com/langflow-ai/langflow/pull/15660
    * fix: accept dictionary input in Type Convert JSON and Message outputs (LE-3003) by @erichare in https://github.com/langflow-ai/langflow/pull/15680
    * fix(lfx): handle numer…
  • v1.12.5
    リリースノート(原文)
    <!-- Release notes generated using configuration in .github/release.yml at v1.12.5 -->
    
    ## What's Changed
    ### 🐛 Bug Fixes
    * fix(mcp): stop session leak and timeout retries by @Cristhianzl in https://github.com/langflow-ai/langflow/pull/15460
    * fix(mcp): bound server discovery concurrency and cleanup by @Adam-Aghili in https://github.com/langflow-ai/langflow/pull/15522
    * fix(mcp): forward global variable headers from the environment by @erichare in https://github.com/langflow-ai/langflow/pull/15500
    * fix(mcp): redact server credentials from management responses by @erichare in https://github.com/langflow-ai/langflow/pull/15529
    * fix(a2a): enforce authenticated execution policy by @erichare in https://github.com/langflow-ai/langflow/pull/15530
    * fix(security): restrict built-in code executio…

導入方法(セルフホスト)

必要メモリ1 GB 程度(目安)
導入難易度かんたん
Docker対応
推奨VPSプランConoHa VPS 1GB(月額 588円〜)

langflow-ai/langflow/docker_example/docker-compose.yml

# 公式リポジトリの docker_example/docker-compose.yml より。.env に LANGFLOW_SUPERUSER_PASSWORD を設定してから docker compose up -d
# → http://localhost:7860 にユーザー名 langflow と設定したパスワードでログイン
services:
  langflow:
    image: langflowai/langflow:latest
    pull_policy: always
    ports:
      - "7860:7860"
    depends_on:
      - postgres
    environment:
      - LANGFLOW_DATABASE_URL=postgresql://langflow:langflow@postgres:5432/langflow
      - LANGFLOW_SUPERUSER_PASSWORD=${LANGFLOW_SUPERUSER_PASSWORD:?set LANGFLOW_SUPERUSER_PASSWORD in .env}
      - LANGFLOW_CONFIG_DIR=/app/langflow
    volumes:
      - langflow-data:/app/langflow

  postgres:
    image: postgres:16-trixie
    environment:
      POSTGRES_USER: langflow
      POSTGRES_PASSWORD: langflow   # 本番では変更する
      POSTGRES_DB: langflow
    volumes:
      - langflow-postgres:/var/lib/postgresql/data

volumes:
  langflow-postgres:
  langflow-data:
  1. VPSを契約する ― ConoHa VPS 1GBを選び、OSは Ubuntu を推奨
  2. Docker を入れる ― 多くのVPSはアプリテンプレートから1クリック。無ければ curl -fsSL https://get.docker.com | sh
  3. Langflow を起動 ― 上の compose ファイルを置いて docker compose up -d
  4. ドメインとHTTPS ― Caddy か Nginx Proxy Manager でリバースプロキシ(Let's Encrypt 自動)。独自ドメインが無ければ XServer ドメイン で取得(PR)

このソフトが動く VPS プラン(必要メモリ 1GB 以上)

サービスプラン月額(目安)
ConoHa VPS 最安 1GB 588円〜 公式サイト ↗
シンVPS 1GB 671円〜 公式サイト ↗
XServer VPS クラウド 4GB 2,068円〜 公式サイト ↗

※ 月額は12か月契約の通常価格(税込・月額換算)の目安です。キャンペーン価格・初期費用は各社の公式サイトで確認してください。PR

自分で入れるのが難しいときは

Langflow のセルフホストは、VPS の契約・Docker・ドメインと HTTPS・バックアップと、決めることが少なくありません。OSSMatch を運営する合同会社Edel Hearts では、サーバーの用意から初期設定・日本語化・バックアップと更新の仕組みづくりまでをまとめて代行しています。掲載している OSS は、実際に自社のサーバーで動かして確認しています。

Langflow の導入を相談する ↗相談は無料です。内容を伺ってから、費用と期間の目安をお伝えします。

AI・LLMの他のOSSと比較

ソフト★ Stars最終更新日本語UI必要RAM難易度ライセンス
Langflow(このページ) 155,891 1日前 100% ― かんたん MIT
OpenClaw 392,681 1日前 あり パソコン(Windows・Mac・Linux) ふつう MIT
Hermes Agent 255,836 1日前 100% パソコン(Windows・Mac・Linux) ふつう MIT
Ollama 184,319 10時間前 未検出 8GB かんたん MIT

AI・LLMのOSSをすべて見る →

よくある質問

Langflow は無料ですか?

MIT ライセンスで無料です。フローの中で OpenAI などのクラウドのモデルを使う場合は、その API 利用料(従量課金)が別にかかります。

日本語で使えますか?

リポジトリに日本語の翻訳ファイル(src/frontend/src/locales/ja.json)があり、画面を日本語で表示できます。ドキュメントは英語です。

セキュリティ面で気をつけることは?

Langflow はブロックの中で Python コードを実行できるため、乗っ取られたときの影響が大きいツールです。GitHub のセキュリティ勧告は2026-10-15 時点で37件公開されており、認証なしのリモートコード実行(CVE-2025-3248 など)も含まれます。インターネットに直接公開しない、ログインを必ず有効にする、最新版に保つ、の3点を守ってください。外部の Web ページや文書を読ませるフローでは、プロンプトインジェクションにも注意が必要です。

どれくらいのサーバーが必要ですか?

必要メモリの数値は公表されていません。Docker の公式イメージは amd64 と arm64 に対応しています。動かすフロー(特にローカルモデルや大きなベクトル検索)によって必要量が変わるため、検証環境で確かめてください。

Dify とどう違いますか?

どちらもAIアプリをノーコード/ローコードで作るツールです。Langflow はフローを API・MCP サーバーとして公開したり、Python でブロックを書き換えたりする開発者向けの使い方に強く、ライセンスも MIT です。Dify はチャットボットなどのアプリを完成品として配る機能が充実しています。