RawTherapee

Adobe Lightroom の代替。高品質な現像アルゴリズムが特長の、無料の RAW 現像ソフト

オープンソース代替:Adobe Lightroom

公式サイト ↗ GitHub ドキュメント

サーバーは不要。パソコン(Windows・Mac・Linux) にインストールして、無料で使えます 導入方法を見る ↓

  • ARM対応
  • 商用利用可
  • 日本語UI

RawTherapee は、RAW 写真の現像(カメラの未加工データを写真に仕上げる処理)に特化したオープンソースソフトです。公式サイトは「クロスプラットフォームの強力な RAW 現像システム」と説明しており、32ビット浮動小数点による非破壊処理(元の RAW ファイルを書き換えない処理)、複数のデモザイク(RAW の色の復元)方式、ピクセルシフトの合成、キャプチャーシャープニング、ノイズ除去、トーンマッピング、範囲を指定して補正する「部分編集(Selective Editing)」などを備えています。画質を細かく追い込む機能が多いのが特長です。

使い方は Lightroom と違い、写真の一元管理(カタログ)はなく、フォルダを開いて写真を選び、現像する方式です。編集内容は写真ごとの .pp3 ファイル(サイドカー)に保存され、元の RAW は書き換えません。Lightroom のカタログや現像設定を読み込む機能は確認できていません。現像した写真の仕上げ(レタッチ・合成)には GIMP などの画像編集ソフトと組み合わせて使います。

パソコンにインストールして使うデスクトップアプリで、Windows(x64/ARM64)、macOS(ユニバーサル版。Apple シリコンは macOS 26 Tahoe 以降、Intel は 12 Monterey 以降)、Linux(x86_64/ARM64 の AppImage)に対応しています。2026-10-14 時点の最新版は 5.13(2026-07-26)で、HiDPI 表示の改善や部分編集の機能追加が行われました。

日本語対応

UIの日本語化 あり 手動登録
日本語ドキュメント 未検出 リポジトリ内に日本語のドキュメントは見つかりませんでした
日本語で調べやすさ Google で検索 ↗ 「RawTherapee 導入」で日本語記事を確認

リポジトリに日本語の翻訳ファイル(rtdata/languages/Japanese)があります。2026-10-14 時点で、英語の基準ファイル(rtdata/languages/default)の約4,900項目のうち約4,400項目(約9割)が翻訳済みで、新しい機能の一部は英語のまま表示されます。マニュアル(RawPedia)は英語などで、日本語版はありません。

※ 日本語の翻訳ファイルの有無はリポジトリを自動で確認しています(翻訳の割合は、ファイルの形式によって計測できないため表示していません)。最終確認:2026/10/22

向いている人・向いていない人

向いている

  • RAW 現像の画質(デモザイク・ノイズ除去・シャープネス)を細かく追い込みたい
  • カタログを使わず、フォルダ単位でシンプルに現像したい
  • Lightroom の月額料金をやめて、無料の現像ソフトを試したい
  • Windows・Mac・Linux のどれでも同じ現像ソフトを使いたい

向いていない

  • 大量の写真をカタログで管理し、キーワードやコレクションで整理したい
  • スマホ・クラウドと写真や編集内容を同期したい
  • Lightroom の現像設定やプリセットをそのまま引き継ぎたい
  • 少ない操作で手早く仕上げたい(調整項目が多く専門的)

最近の更新

  • 5.13
    リリースノート(原文)
    To get the source code, either clone from git and `git checkout 5.13`, or use the `rawtherapee-5.13.tar.xz` tarball below. Do not use the `Source code (zip/tar.gz)` tarballs auto-generated by GitHub below, they lack some metadata.
  • 5.13-rc1 プレリリース
    リリースノート(原文)
    To get the source code, either clone from git and `git checkout 5.13-rc1`, or use the `rawtherapee-5.13-rc1.tar.xz` tarball below. Do not use the `Source code (zip/tar.gz)` tarballs auto-generated by GitHub below, they lack some metadata.
  • 5.12
    リリースノート(原文)
    To get the source code, either clone from git and `git checkout 5.12`, or use the `rawtherapee-5.12.tar.xz` tarball below. Do not use the `Source code (zip/tar.gz)` tarballs auto-generated by GitHub below, they lack some metadata.

導入方法(インストール)

動かす場所パソコン(Windows・Mac・Linux)
サーバー不要
導入難易度かんたん
月額の目安0円〜

Windows(x64/ARM64 のインストーラーと zip)、macOS(ユニバーサル版の zip。Apple シリコンは macOS 26 Tahoe 以降、Intel は 12 Monterey 以降)、Linux(x86_64/ARM64 の AppImage)が GitHub の Releases で配布されています。公式によると Mac 版はセキュリティのため /Applications に移してから起動する必要があり、署名や公証の警告が出るかは確認できていません。

  1. 公式の配布元からダウンロード ― GitHub の Releasesから、使っているOSに合うファイルを選びます。名前の似た非公式の配布ページに注意してください
  2. インストールして起動 ― 詳しくは公式ドキュメントを参照してください

Adobe Lightroom と比べていくら安くなる?

人数Adobe Lightroom(年額)RawTherapee(年額)差額
1人17,760円0円−17,760円
5人88,800円0円−88,800円
10人177,600円0円−177,600円
30人532,800円0円−532,800円

※ Adobe Lightroom は 月額1,480円(Lightroom 1TB プラン・年間プラン月々払い・税込)、RawTherapee は無料のソフトとして試算。パソコン本体の費用と、機能の違いによる手間は含みません。

写真・メディアの他のOSSと比較

ソフト★ Stars最終更新日本語UI必要RAM難易度ライセンス
RawTherapee(このページ) 4,243 3日前 あり パソコン(Windows・Mac・Linux) かんたん GPL-3.0
Immich 116,936 10時間前 99% 4GB ふつう AGPL-3.0
PhotoCraft 71,249 12時間前 あり パソコン(Windows・Mac・Linux) かんたん Apache-2.0
PhotoPrism 40,344 11時間前 100% 4GB ふつう AGPL-3.0

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よくある質問

RawTherapee は無料ですか?

無料です。GPL-3.0-or-later のオープンソースソフトで、公式サイトから無料でダウンロードできます。

商用利用できますか?

できます。RawTherapee を仕事に使ったり、現像した写真を販売したりすることにライセンス上の制限はありません。RawTherapee 自体を改変して配布する場合は、GPL に従ってソースコードを公開する必要があります。

日本語で使えますか?

使えます。日本語の翻訳ファイルがあり、項目の約9割が翻訳済みです。新しい機能の一部やマニュアルは英語です。

どこからダウンロードすればよいですか?

公式サイトのダウンロードページ(https://rawtherapee.com/downloads/)か、GitHub の Releases(https://github.com/RawTherapee/RawTherapee/releases)から入手できます。

Lightroom の写真や現像設定を引き継げますか?

RAW ファイルそのものはそのまま開けますが、Lightroom のカタログや現像設定を読み込む機能は確認できていません。現像はやり直しになると考えてください。

仕事で使えますか?

長く開発が続く安定版のソフトです。ただし写真の管理機能は最小限なので、大量の写真を扱う仕事では、管理は別のソフトで行うなどの工夫が必要です。

カテゴリ:写真・メディア

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