L Harness

Lステップの代替。Cloudflare で動く LINE公式アカウントのCRM(ステップ配信・タグ・LIFFフォーム)

オープンソース代替:LステップLinyUTAGEエルメ(L Message)プロライン

公式サイト ↗ GitHub ドキュメント デモ

自分で動かすなら:VPS は不要。Cloudflare(Workers) で、月額 0円〜(目安) 導入方法を見る ↓

  • クラウド版あり
  • セルフホスト可
  • 商用利用可
  • 日本語UI
  • 日本語ドキュメント

L Harness(旧称 LINE Harness)は、LINE公式アカウントの友だち管理・ステップ配信・タグ/セグメント配信・LIFF フォーム・リッチメニュー切替・スコアリング・IF-THEN 自動化を備えたオープンソースの CRM です。Lステップなどの LINE 拡張ツールと同じ役割を、自分の Cloudflare アカウント上(Workers+D1)で動かします。

VPS や Docker は使いません。npx create-line-harness を実行すると、Cloudflare へのログイン、D1 データベースの作成、Worker と管理画面のデプロイ、LIFF アプリの作成までを CLI が進めます。LINE 側では Messaging API チャネルに加えて LINE Login チャネル(LIFF 用)が必要です。

ソフトの利用料は0円で、かかるのは LINE公式アカウントの配信料(月の通数に応じたプラン料金)と、Cloudflare の無料枠を超えた分の従量課金です。全機能に REST API があり、TypeScript SDK と Claude Code 用の MCP サーバーが同梱されています。開発は野田修一氏(AIエージェント株式会社)。公式のマネージド版「L Harness Cloud」もあります。

L Harness の検証・解説記事

日本語対応

UIの日本語化 日本語 日本語で開発
日本語ドキュメント あり 手動登録
日本語で調べやすさ Google で検索 ↗ 「L Harness 導入」で日本語記事を確認

日本語で開発されているため、管理画面・ドキュメント・README(日本語が既定)はすべて日本語です。

向いている人・向いていない人

向いている

  • Lステップ等の月額費用を、配信通数に見合った額まで下げたい
  • ブランド・商品ごとのタグで「該当する人だけ」に配信したい
  • API や Claude Code(MCP)から配信・タグ付けを自動化したい
  • Cloudflare と npm のコマンド操作に抵抗がない
  • 友だちのデータを自分のアカウント(D1)に置いておきたい

向いていない

  • 画面操作だけで完結させたい(初期設定に LINE Developers の設定とコマンド実行が必要)
  • 導入・障害時のサポート窓口が必要(SaaS のような問い合わせ先はない。公式 Wiki と GitHub Issues が中心)
  • Cloudflare を使えない社内規程がある
  • 配信通数の多さが費用の中心で、ツール代の削減効果が小さい

最近の更新

  • v0.24.3
    リリースノート(原文)
    # L Harness v0.24.3
    
    Meet コールバックと Stripe Webhook の送信元検証を必須にしたセキュリティ更新です。
    
    ## 修正内容
    
    - Meet の通知は `MEET_CALLBACK_SECRET` と `X-Meet-Signature` による HMAC-SHA256 署名を検証してから処理します。
    - Meet の結果通知を Harness プロキシ経由に変更し、送信履歴の記録に対応しました。所属アカウントの設定が見つからない場合、別アカウントから送信しません。
    - Stripe の `STRIPE_WEBHOOK_SECRET` 未設定時に署名検証を省略する処理を廃止しました。
    - 両エンドポイントで、署名キー未設定・空白のみは503、署名不正・欠落・前後5分を超えた時刻は401で拒否します。拒否時はDB更新やLINE送信を行いません。
    - Stripe の複数署名によるキー更新をサポートし、既存のイベントIDによる重複処理抑止を維持しました。
    - 管理画面のバージョン表示とAPIのバージョンを0.24.3に更新しました。
    
    ## 更新前の確認
    
    この変更は本番・開発ともに適用されます。Stripe または Meet を利用中の場合、先に受信側の署名キーと送信側の署名対応を準備してください。キー未設定で更新すると、その連携は受信停止になります。連携を使わない環境では未設定のままで構いません。
    
    Meet の送信側は、`timestamp + "." + rawBody` を共有シークレットで HMAC-SHA256 署名し、`X-Meet-Signature: t=<秒単位Unix時刻>,v1=<小文字16進署名>` を付けます。再送時は時刻と署名を作り直してください。5分以内の同じ通知の再送では、Meetの再通知が発生する場合が…
  • v0.24.2
    リリースノート(原文)
    # L Harness v0.24.2
    
    画像・Flexの入力欄と、最大5件のメッセージをまとめて送る機能を追加しました。
    
    - 一斉配信、シナリオ、リマインダーで、選んだ種類に応じて文章・画像アップロード/URL・Flex JSONの入力欄が切り替わります。
    - テキスト・画像・Flexを最大5件まで混在させ、追加・削除・並び替えできます。
    - 個別チャットの「複数・Flex」からまとめて返信できます。従来の画像+文章も1回の送信にまとめます。
    - 送信順序を保ち、受信者1人につき1回のAPI呼び出し・送信ログとして扱います。名前の差し込みとリンク計測は各メッセージに適用します。
    - 従来の1件のメッセージはそのまま利用できます。今回追加のDBマイグレーションはありません。
    
    ## 更新方法
    
    保存済み設定のあるインストール先で実行してください。標準の `~/.line-harness` を使う場合は `--repo-dir` を省略できます。
    
    ```sh
    npx create-line-harness@0.2.12 update --repo-dir "/path/to/existing/install"
    ```
    
    Workerと管理画面をセットで更新してください。手動デプロイはWorkerを先に公開します。
    複数メッセージを保存した後は、旧Workerだけへ戻さないでください。
    
    ## 検証
    
    送信APIを置き換えた結合テストで、5件の順序、1回の呼び出し、1行のログ、6件の拒否、アカウント分離、重複除外、シナリオ・リマインダーの実行と再実行を検証しています。
    入力欄とプレビューはReactのサーバーレンダリングで検証しています。実際の友だちへのLINE送信、ブラウザ操作による検証は行っていません。
    
    ## The Harness Cloud
    
    The Harnes…
  • v0.24.1
    リリースノート(原文)
    # L Harness v0.24.1
    
    v0.24.0以降の更新・セットアップ、配信先の分離、認証、操作画面の修正をまとめた安定版です。
    CLIは `create-line-harness@0.2.12`、更新エンジンは `@line-harness/update-engine@0.0.13` を使用します。
    
    ## 主な変更
    
    - 旧環境からの更新で、マイルの付与済み履歴と未処理履歴を区別して引き継ぎます。
      既存の付与記録を変更せず、判定できない履歴は停止して確認を求めます。
    - セットアップの保存済みリリースを明示的に変更できるようになりました。
      認証設定の失敗で再開情報を失わず、Git操作中に編集されたWorker設定も保護します。
    - タグ・セグメント配信のアカウント分離、タグ自動化後のシナリオ開始、
      リッチメニュー切替、チャット返信のURL計測と送信ログを修正しました。
    - 顧客情報APIの認証とリンク処理、管理画面のCORS、LIFF経由のOAuth引き継ぎを修正しました。
      テキストのキーワードは全角・半角と前後空白を揃えて判定します。postback値はそのまま扱います。
    - 更新ダイアログの見切れ、タイムゾーンをまたぐ予約の重なり、問い合わせ日時のJST表記を修正しました。
    - 未対応一覧・サイドバーの定期取得を非表示時・5分間無操作時に停止し、
      友だち一覧のタグをページ単位で一括取得します。
    - プラグインマーケットのベータ版と独立したプラグイン雛形を追加しました。
    
    ## インストール済み環境の更新
    
    Node.js 20以降で、保存済み設定のあるディレクトリを指定して実行してください。
    標準の `~/.line-harness` を使っている場合は `--repo-dir` を省略できます。
    
    ```sh
    npx create-l…

導入方法(セルフホスト)

動かす場所Cloudflare(Workers)
VPS不要
導入難易度ふつう
月額の目安0円〜

Cloudflare の無料枠(Workers 1日10万リクエスト、D1 1日500万行読み取り・10万行書き込みなど)で動きます。上限を超える規模になったら Workers Paid(月5ドル〜)に切り替えます。LINE公式アカウントの月額・追加メッセージ料金は、Lステップなどを使う場合と同じく別にかかります。

  1. Cloudflare のアカウントを作る ― 無料プランから始められます
  2. L Harness をデプロイ ― 公式ドキュメントの手順どおり、コマンドで Workers・データベースを作成
  3. 連携するサービスを設定 ― 必要な値(チャネルID・トークンなど)の入れ場所は手順の中で案内されます

Lステップ と比べていくら安くなる?

契約Lステップ(年額)L Harness セルフホスト(年額)差額
1契約261,360円0円−261,360円

※ Lステップ は スタンダード 月額21,780円(税込・月30,000通まで)。スタート 5,000円/プロ 32,780円。別途 LINE公式アカウントの料金、セルフホストはCloudflare(Workers)(月額0円)で試算。運用の手間と、連携するサービス自体の利用料(どちらを使っても共通でかかるもの)は含みません。

自分で入れるのが難しいときは

L Harness のセルフホストは、Cloudflare(Workers) のアカウント・連携サービスの設定・データのバックアップと、決めることが少なくありません。OSSMatch を運営する合同会社Edel Hearts では、サーバーの用意から初期設定・日本語化・バックアップと更新の仕組みづくりまでをまとめて代行しています。掲載している OSS は、実際に自社のサーバーで動かして確認しています。

L Harness の導入を相談する ↗相談は無料です。内容を伺ってから、費用と期間の目安をお伝えします。

CRM・営業支援の他のOSSと比較

ソフト★ Stars最終更新日本語UI必要RAM難易度ライセンス
L Harness(このページ) 604 3日前 日本語 Cloudflare(Workers) ふつう MIT
Twenty 59,519 11時間前 あり 2GB ふつう AGPL-3.0
Krayin CRM 24,044 2日前 あり 1GB かんたん MIT
SuiteCRM 5,805 16時間前 あり 2GB ふつう AGPL-3.0

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よくある質問

L Harness は無料で使えますか?

ソフト自体は MIT ライセンスで無料です。動かす Cloudflare は無料枠から始められ、上限(Workers 1日10万リクエスト、D1 1日500万行読み取り・10万行書き込みなど)を超える規模になったら Workers Paid(月5ドル〜)に切り替えます。LINE公式アカウントの配信料は別にかかります。

VPS やサーバーは必要ですか?

不要です。Cloudflare Workers(API・Webhook・LIFF)、D1(データベース)、R2(画像)、Durable Objects(定期実行)を使い、管理画面は Cloudflare Pages に置かれます。Docker も使いません。

日本語で使えますか?

日本の開発者が日本語で作っているため、管理画面・README・公式 Wiki・マニュアルはすべて日本語です。

導入に何が必要ですか?

Cloudflare アカウント、LINE公式アカウントと Messaging API チャネル、LIFF 用の LINE Login チャネル、Node.js 22 以上の PC です。npx create-line-harness を実行すると、D1 の作成やデプロイを CLI が進めます。

Lステップから移行できますか?

友だちリストやタグを一括で移す公式の移行ツールは確認できていません。Webhook を L Harness に向けた時点からの友だち・行動が記録されるため、シナリオやタグは作り直す前提で計画してください。

商用利用できますか?

MIT ライセンスなので、商用利用・改変・再配布が認められています。LINE の利用規約・配信ガイドラインは別途守る必要があります。