Feynman

Perplexity の代替。論文を探して読み比べ、出典を確かめながら調査レポートを書くコマンドラインのAI調査エージェント

オープンソース代替:Perplexity

公式サイト ↗ GitHub ドキュメント

サーバーは不要。パソコン(Windows・Mac・Linux) にインストールして、無料で使えます 導入方法を見る ↓

  • ARM対応
  • 商用利用可

Feynman は、Companion, Inc. が公開している研究・論文調査向けのAIエージェント(指示を受けて作業を自分で進める AI)です。README によると、alphaXiv・Semantic Scholar・OpenAlex・arXiv・PubMed・Europe PMC・bioRxiv・medRxiv・Crossref・Web・Hugging Face を検索し、手元の PDF や文書も読み込みます。/deepresearch(複数の調査役が並行して調べ、引用を確認する調査)、/lit(文献レビュー:合意点・対立点・未解決の問い)、/review(論文や原稿の批評)、/audit(論文の主張と公開コードの照合)、/compare(出典の比較表)、/draft(論文形式の下書き)などのワークフローがあり、結果は outputs/ に保存され、使った出典と確認内容の記録も残ります。

AIの頭脳は外部のモデルです。feynman setup で、ChatGPT・Claude Max・GitHub Copilot などの契約へのサインイン(OAuth)か、OpenAI・Anthropic・Google・DeepSeek などの API キー(従量課金)、または LM Studio・Ollama・vLLM のローカルモデル(自分のパソコンで動かすAI)を設定します。公式ドキュメントは、小さなローカルモデルでは複数手順の調査がうまく進まないことがあると注意しています。内部では Pi というエージェント基盤の上で、調査・検証・批評・執筆の4つのエージェントが動き、シェルコマンドも実行します。

ターミナル(文字で命令を打ち込む画面)で使うコマンドラインツールで、macOS(Apple シリコン/Intel)・Linux(x64/arm64)・Windows(x64)向けのインストーラーがあります。Windows ではシェル実行のため Git for Windows(Bash)が必要です。README によると、匿名の利用データ(コマンド名・モデル名・トークン数(AIが処理した文字量の単位)・エラー内容など。質問や出力の内容は送らない)を PostHog に送り、FEYNMAN_TELEMETRY=off で止められます。2026年3月公開で、リリースは頻繁です(10月14日だけで v0.5.45 と v0.5.46)。

日本語対応

UIの日本語化 未検出 リポジトリ内に日本語の翻訳ファイルを自動検出できませんでした(実際の画面は未確認)
日本語ドキュメント 未検出 リポジトリ内に日本語のドキュメントは見つかりませんでした
日本語で調べやすさ Google で検索 ↗ 「Feynman 導入」で日本語記事を確認

リポジトリに日本語の翻訳ファイル・日本語の README は見つかりませんでした。コマンド・ドキュメントは英語です。日本語で質問・出力させられるかは使うモデル次第で、公式には説明がありません。検索先は英語の論文データベースが中心です。

※ 日本語の翻訳ファイルの有無はリポジトリを自動で確認しています(翻訳の割合は、ファイルの形式によって計測できないため表示していません)。最終確認:2026/10/21

向いている人・向いていない人

向いている

  • Perplexity の Deep Research のような調査を、論文データベースに絞ってやりたい
  • 文献レビューや論文の批評を、出典の記録つきで残したい
  • すでに ChatGPT や Claude の有料プランを契約していて、それを調査に使いたい
  • ターミナルでの作業に慣れている

向いていない

  • ターミナルを使わずに、ブラウザやアプリの画面で調べものをしたい
  • 日本語の論文や日本の資料を中心に調べたい(検索先は英語の論文データベースが中心)
  • AIに自分のパソコンでシェルコマンドを実行させることに不安がある(作業用フォルダを分ける・権限を絞るなどの注意が必要。読んだ文書に仕込まれた指示=プロンプトインジェクションにも注意)
  • 利用データの送信を一切したくない(初期設定では匿名の利用データを送るため、無効化の設定が必要)

最近の更新

  • v0.5.51
    リリースノート(原文)
    ## v0.5.51 - 2026-10-19
    
    - **A damaged `auth.json` says so.** When `~/.feynman/agent/auth.json` isn't valid JSON, for example after a hand edit, every command used to print only `Expected property name or '}' in JSON`. Feynman now names the file and says to fix it, or move it aside and sign in again with `feynman setup`.
    - `feynman --update` points to `feynman update`, and `feynman model setup` points to `feynman model login`.
    
  • v0.5.50
    リリースノート(原文)
    ## v0.5.50 - 2026-10-18
    
    - **pi-subagents 0.79.1.**
      - Sessions that have not delegated yet no longer send the `bg_wait` and `subagent_supervisor` tool definitions with every request, about 1,500 characters saved per request.
      - When a workflow's main process dies, research subagents that had already finished keep their results instead of being marked failed.
      - Workflow lanes in the widget and `status` show each subagent's model.
      - Read-only installs no longer log a "permission denied" error about the upgrade notice on every start.
    
  • v0.5.49
    リリースノート(原文)
    ## v0.5.49 - 2026-10-17
    
    - **pi-subagents 0.79.0.**
      - Forked research subagents reuse the parent's prompt cache, and `/subagent-cost` reports no longer ride along in every later request, so parallel runs cost fewer tokens.
      - When a provider stops a subagent with an error such as a content-filter refusal, the error now includes the provider's reply, so a refusal can be told apart from an outage.
      - `subagent` stays available after an update or `/reload` mid-session.
    - **pi-web-access 0.42.0.** DeepSeek's Search API is available as a search provider: `feynman search set deepseek <key>`. It bills each search, so `auto` never picks it.
    - `.env.example` lists `OPENALEX_API_KEY`, which raises the OpenAlex rate limit for long literature runs (thanks @fanfyh).
    

導入方法(インストール)

動かす場所パソコン(Windows・Mac・Linux)
サーバー不要
導入難易度ふつう
月額の目安0円〜

公式のインストールスクリプト(macOS・Linux は curl、Windows は PowerShell)が、Node.js を同梱したビルドをダウンロードし SHA-256 を確認して入れます。GitHub の Releases には darwin(arm64・x64)、linux(arm64・x64)、win32(x64)用の圧縮ファイルと SHA256SUMS があり、npm(Node.js 22.22 以上)でも入れられます。2026-10-15 時点の最新は v0.5.46(10月14日)です。Windows on Arm は x64 版をエミュレーションで動かします。

  1. 公式の配布元からダウンロード ― GitHub の Releasesから、使っているOSに合うファイルを選びます。名前の似た非公式の配布ページに注意してください
  2. インストールして起動 ― 詳しくは公式ドキュメントを参照してください

Perplexity と比べていくら安くなる?

契約Perplexity(年額)Feynman(年額)差額
1契約36,000円0円−36,000円

※ Perplexity は Pro 月額 約3,000円(目安)、Feynman は無料のソフトとして試算。パソコン本体の費用と、機能の違いによる手間は含みません。

AI・LLMの他のOSSと比較

ソフト★ Stars最終更新日本語UI必要RAM難易度ライセンス
Feynman(このページ) 10,014 2日前 未検出 パソコン(Windows・Mac・Linux) ふつう MIT
OpenClaw 392,681 1日前 あり パソコン(Windows・Mac・Linux) ふつう MIT
Hermes Agent 255,836 1日前 100% パソコン(Windows・Mac・Linux) ふつう MIT
Ollama 184,319 11時間前 未検出 8GB かんたん MIT

AI・LLMのOSSをすべて見る →

よくある質問

Feynman は無料ですか?

ソフトは MIT ライセンスで無料です。ただし調査に使うモデルの費用は別で、ChatGPT・Claude などの契約にサインインして使うか、API キーで従量課金、またはローカルモデルを使います。

日本語で使えますか?

コマンドやドキュメントは英語で、日本語の翻訳ファイルはありません。日本語で指示・出力させることはモデルによってはできますが、公式には説明がありません。

GPU は必要ですか?

クラウドのモデルやサインインした契約を使うなら不要です。ローカルモデルを使う場合はそのモデルに応じた性能が必要で、公式ドキュメントは小さなモデルだと複数手順の調査が途中で終わることがあると注意しています。

安全に使うための注意点は?

Feynman はシェルコマンドを実行し、ファイルを書き出します。/replicate などは実験の実行も扱います(環境を選ぶまでは実行しないと説明されています)。専用の作業フォルダで使い、重要なファイルのある場所では動かさないようにしてください。読み込んだ Web ページや PDF に紛れ込んだ指示に従ってしまうリスク(プロンプトインジェクション)もあります。

Perplexity の代わりになりますか?

論文を中心にした深い調査では代わりになり、出典の確認記録が残る点は使いやすい部分です。一方で、ニュースや一般的な Web 検索の手軽さ、スマートフォンでの利用などは Perplexity の方が向いています。

カテゴリ:AI・LLM 検索エンジン

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