MinIO
Amazon S3 の代替。S3 互換のオブジェクトストレージ
オープンソース代替:Amazon S3
自分のサーバーで動かすなら:メモリ 1GB 以上の VPS で、月額 588円〜(目安) 導入方法と VPS の比較を見る ↓
- Docker対応
- セルフホスト可
注意:MinIO のコミュニティ版(GitHub の minio/minio)は開発が終了しています。公式リポジトリの README は、2025年12月3日に「メンテナンスモード」、2026年2月12日に「THIS REPOSITORY IS NO LONGER MAINTAINED(このリポジトリはもう保守されません)」と更新され、リポジトリは2026年4月にアーカイブ(読み取り専用)されました。README では代わりとして、MinIO 社の AIStor Free(1台で動かす版・無料ライセンス)と AIStor Enterprise(分散構成・商用サポート付き)が案内されています。コミュニティ版はソースコードだけの配布になり、ビルド済みのバイナリは提供されず、過去のバイナリにも更新はありません。
MinIO は S3 API と互換性のあるオブジェクトストレージです。既存の S3 クライアントやライブラリをそのまま使え、単一バイナリで起動します。バックアップ先やアプリのファイル保存先として広く使われてきました。ライセンスは AGPL-3.0 です。
これから S3 互換のストレージを新しく用意する場合は、開発が続いているオープンソースの RustFS(Apache-2.0。2026年9月に v1.0、MinIO からの移行をうたう)や SeaweedFS(Apache-2.0。大量の小さなファイルに強い分散ストレージ)が移行先の候補です。すでに MinIO を動かしている場合は、今後セキュリティ修正が出ない前提で、S3 API 経由でデータをコピーして移す計画を立ててください。
日本語対応
※ 日本語の翻訳ファイルの有無はリポジトリを自動で確認しています(翻訳の割合は、ファイルの形式によって計測できないため表示していません)。最終確認:2026/11/1
向いている人・向いていない人
向いている
- S3 互換のストレージを自前で持ちたい
- バックアップ先やアプリのファイル保存先をクラウドに置きたくない
- 既存の S3 クライアント・ライブラリをそのまま使いたい
向いていない
- 開発が終わったソフトは使えない(2026年4月にアーカイブされ、セキュリティ修正も今後出ない)
- ビルド済みのバイナリで手軽に導入したい(コミュニティ版はソースのみの配布)
- 少人数で数百 TB 規模の分散運用をする
- AGPL のライセンス条件が自社の利用形態に合うか確認できない
最近の更新
-
サービスアカウントと STS のセッションポリシー回避による権限昇格(CVE)を修正したセキュリティリリース。全ユーザーに即時更新を推奨。
変更内容の詳細は、各バージョンのリンク先(GitHub のリリースノート)でご確認ください。
導入方法(セルフホスト)
docs/resiliency/docker-compose.yaml
# Settings and configurations that are common for all containers
x-minio-common: &minio-common
build:
context: ../../.
dockerfile: Dockerfile
command: server --console-address ":9001" http://minio{1...4}/data{1...8}
expose:
- "9000"
- "9001"
environment:
MINIO_CI_CD: 1
healthcheck:
test: ["CMD", "mc", "ready", "local"]
interval: 5s
timeout: 5s
retries: 5
# starts 4 docker containers running minio server instances.
# using nginx reverse proxy, load balancing, you can access
# it through port 9000.
services:
minio1:
<<: *minio-common
hostname: minio1
volumes:
- data1-1:/data1
- data1-2:/data2
- data1-3:/data3
- data1-4:/data4
- data1-5:/data5
- data1-6:/data6
- data1-7:/data7
- data1-8:/data8
minio2:
<<: *minio-common
hostname: minio2
volumes:
- data2-1:/data1
- data2-2:/data2
# …(続きは docs/resiliency/docker-compose.yaml)
- VPSを契約する ― ConoHa VPS 1GBを選び、OSは Ubuntu を推奨
- Docker を入れる ― 多くのVPSはアプリテンプレートから1クリック。無ければ
curl -fsSL https://get.docker.com | sh - MinIO を起動 ― 上の compose ファイルを置いて
docker compose up -d - ドメインとHTTPS ― Caddy か Nginx Proxy Manager でリバースプロキシ(Let's Encrypt 自動)。独自ドメインが無ければ XServer ドメイン
で取得(PR)
このソフトが動く VPS プラン(必要メモリ 1GB 以上)
| サービス | プラン | 月額(目安) | |
|---|---|---|---|
| ConoHa VPS 最安 | 1GB | 588円〜 | 公式サイト ↗ |
| シンVPS | 1GB | 671円〜 | 公式サイト ↗ |
| XServer VPS クラウド | 4GB | 2,068円〜 | 公式サイト ↗ |
※ 月額は12か月契約の通常価格(税込・月額換算)の目安です。キャンペーン価格・初期費用は各社の公式サイトで確認してください。PR
自分で入れるのが難しいときは
MinIO のセルフホストは、VPS の契約・Docker・ドメインと HTTPS・バックアップと、決めることが少なくありません。OSSMatch を運営する合同会社Edel Hearts では、サーバーの用意から初期設定・日本語化・バックアップと更新の仕組みづくりまでをまとめて代行しています。掲載している OSS は、実際に自社のサーバーで動かして確認しています。
MinIO の導入を相談する ↗相談は無料です。内容を伺ってから、費用と期間の目安をお伝えします。
ファイル共有・ストレージの他のOSSと比較
よくある質問
MinIO はまだ使えますか?
動いている環境はそのまま使えますが、GitHub の minio/minio は2026年4月にアーカイブされ、README で「もう保守されない」と告知されています。今後セキュリティ修正やバグ修正は出ないため、新しく導入するのはおすすめできません。
代わりに何を使えばよいですか?
オープンソースのままなら、RustFS(Apache-2.0。2026年9月に v1.0)や SeaweedFS(Apache-2.0)が候補です。MinIO 社は自社製品の AIStor(無料ライセンスの AIStor Free と、商用サポート付きの AIStor Enterprise)を案内しています。
MinIO から RustFS へデータを移せますか?
S3 API 経由でバケットの中身をコピーするのが確実です。RustFS には MinIO のディスク上のデータを直接読む機能もありますが、RustFS の README では「プレビュー」で標準のビルドには含まれず、MinIO で暗号化したオブジェクトは読めないとされています。移行後はアップロード・ダウンロード・削除を確かめてから切り替えてください。
今からインストールするにはどうしますか?
README では、コミュニティ版はソースコードだけの配布になり、go install でソースから入れるか、同梱の Dockerfile から自分でイメージを作る方法が案内されています。過去のビルド済みバイナリは残っていますが、更新されません。
ライセンスは何ですか?
AGPL-3.0 です。README は、MinIO を組み込んで使う場合は AGPLv3 の義務(改変したコードの公開など)に照らして確認するよう求めています。