Krita

Adobe Photoshop の代替。イラスト・漫画・コンセプトアート向けの、プロも使う無料ペイントソフト

オープンソース代替:Adobe Photoshop

公式サイト ↗ GitHub ドキュメント

サーバーは不要。パソコン(Windows・Mac・Linux) にインストールして、無料で使えます 導入方法を見る ↓

  • 商用利用可
  • 日本語UI

Krita は、KDE コミュニティが開発しているデジタルペイント用のオープンソースソフトです。公式サイトは「プロ向けの無料のペイントプログラム」と説明しており、多数のブラシエンジン、手ぶれ補正、パースや集中線のための描画アシスタント(定規)、レイヤー(重ねて描ける透明なシートのような層)とマスク、ベクターレイヤー、コマ単位の手描きアニメーション機能を備えています。写真補正よりも、イラスト・漫画・コンセプトアートなど「描く」作業が中心のソフトです。5.3 では、キャンバス上で直接編集でき OpenType にも対応した新しい文字ツールが入りました。

公式マニュアルによると、PSD はラスターレイヤー・描画モード・レイヤースタイル・ベクターシェイプ・テキストレイヤー・グループ・透明マスクを読み書きできます。ただしマニュアル自身が「PSD は公式の仕様がなく、完全な対応は不可能」としており、やり取りには .kra や OpenRaster・TIFF を勧めています。色の扱いは RGB のほか CMYK・グレースケール・Lab などの色空間(色を数値で表す方式)でそのまま作業でき、カラーマネジメントにも対応しています。Python によるプラグインも使えます。

パソコンにインストールして使うデスクトップアプリで、Windows(8.1 以降)、macOS(10.15 以降)、Linux(AppImage)に対応し、Android 向けのベータ版もあります。2026-10-14 時点の安定版は 5.3.4.1(2026-10-07)です。同じソースから Qt 6 版の Krita 6.0 も出ていますが、公式は「実際の仕事には 5.3 を」と案内しています。開発は KDE の GitLab(invent.kde.org/graphics/krita)で行われ、GitHub の KDE/krita はミラーです。

日本語対応

UIの日本語化 あり 翻訳ファイル po/ja/krita.po
日本語ドキュメント 未検出 リポジトリ内に日本語のドキュメントは見つかりませんでした
日本語で調べやすさ Google で検索 ↗ 「Krita 導入」で日本語記事を確認

リポジトリに日本語の翻訳ファイル(po/ja/krita.po)があります。KDE の翻訳統計(l10n.kde.org、stable-kf6、2026-10-14 確認)では、日本語訳は 10,110 件中 8,555 件(84%)で、一部の画面は英語のまま表示されます。日本語の公式サイト・マニュアルもあります。開発は KDE の GitLab で行われ、GitHub はミラーです。

※ 日本語の翻訳ファイルの有無はリポジトリを自動で確認しています(翻訳の割合は、ファイルの形式によって計測できないため表示していません)。最終確認:2026/10/22

向いている人・向いていない人

向いている

  • イラスト・漫画・コンセプトアートを、無料のソフトで本格的に描きたい
  • ペンタブレットの筆圧や手ぶれ補正を活かして線画を描きたい
  • 簡単な手描きアニメーションも同じソフトで作りたい
  • CMYK の色空間で作業したい

向いていない

  • 写真の補正やレタッチが中心で、Photoshop の写真向け機能(コンテンツに応じた塗りつぶし等)が欲しい
  • 取引先と PSD をやり取りし、調整レイヤーなどまで同じ見た目で保ちたい
  • Photoshop のプラグインや生成 AI 機能に頼った作業がある
  • iPad で使いたい(公式は iPad・iPhone 非対応)

導入方法(インストール)

動かす場所パソコン(Windows・Mac・Linux)
サーバー不要
導入難易度かんたん
月額の目安0円〜

Windows(8.1 以降、インストーラーとポータブル版 zip)、macOS(10.15 以降、dmg)、Linux(64ビット AppImage)が公式サイトで配布され、Android 向けのベータ版もあります。公式の推奨は RAM 16GB(最低 4GB)、OpenGL 3.0 以上または Direct3D 11 です。Krita 4.4.3 の発表以来 macOS 版は ARM(Apple シリコン)と x64 を含むユニバーサル版と案内されていますが、現在のダウンロードページには明記がなく、Mac で署名や公証の警告が出るかも確認できていません。

  1. 公式の配布元からダウンロード ― GitHub の Releasesから、使っているOSに合うファイルを選びます。名前の似た非公式の配布ページに注意してください
  2. インストールして起動 ― 詳しくは公式ドキュメントを参照してください

Adobe Photoshop と比べていくら安くなる?

人数Adobe Photoshop(年額)Krita(年額)差額
1人39,360円0円−39,360円
5人196,800円0円−196,800円
10人393,600円0円−393,600円
30人1,180,800円0円−1,180,800円

※ Adobe Photoshop は 月額3,280円(Photoshop 単体プラン・年間プラン月々払い・税込)、Krita は無料のソフトとして試算。パソコン本体の費用と、機能の違いによる手間は含みません。

デザインの他のOSSと比較

ソフト★ Stars最終更新日本語UI必要RAM難易度ライセンス
Krita(このページ) 10,607 16時間前 あり パソコン(Windows・Mac・Linux) かんたん GPL-3.0
ComfyUI 141,392 1日前 あり パソコン(Windows・Mac・Linux) ふつう GPL-3.0
Excalidraw 134,389 16時間前 90% 256MB かんたん MIT
PhotoCraft 71,249 12時間前 あり パソコン(Windows・Mac・Linux) かんたん Apache-2.0

デザインのOSSをすべて見る →

よくある質問

Krita は無料ですか?

無料です。GPL v3 のオープンソースソフトで、公式サイトから無料でダウンロードできます。Steam・Microsoft Store・Mac App Store などでは有料版もありますが、中身は同じで開発の支援を兼ねたものです。

商用利用できますか?

できます。Krita を仕事に使ったり、Krita で描いた作品を販売したりすることにライセンス上の制限はありません。Krita 自体を改変して配布する場合は、GPL に従ってソースコードを公開する必要があります。

日本語で使えますか?

使えます。KDE の翻訳統計では日本語訳は84%で、一部の項目は英語のまま表示されます。日本語の公式サイトとマニュアルもあります。

どこからダウンロードすればよいですか?

公式サイトのダウンロードページ(https://krita.org/ja/download/)から入手できます。Android 版は Google Play で配布されています。

Photoshop の PSD ファイルを開けますか?

開けます。公式マニュアルによると、レイヤー・描画モード・レイヤースタイル・テキストレイヤー・グループなどを読み書きできますが、PSD は仕様が公開されていないため完全な互換はなく、調整レイヤーなどは再現されない場合があります。

Photoshop の代わりになりますか?

絵を描く用途なら有力な選択肢ですが、Krita は写真編集よりペイントが中心のソフトです。写真のレタッチが主な用途なら、GIMP などほかのソフトも比べてください。

カテゴリ:デザイン

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