GIMP

Adobe Photoshop の代替。30年以上開発が続く、レイヤー・マスク・非破壊フィルターを備えた定番の無料画像編集ソフト

オープンソース代替:Adobe Photoshop

公式サイト ↗ GitHub ドキュメント

サーバーは不要。パソコン(Windows・Mac・Linux) にインストールして、無料で使えます 導入方法を見る ↓

  • ARM対応
  • 商用利用可
  • 日本語UI

GIMP(GNU Image Manipulation Program)は、1990年代から開発が続いているオープンソースの画像編集ソフトです。レイヤー(画像を重ねて編集するための透明なシートのような層)・レイヤーマスク・チャンネル・パス、選択ツール、ブラシや修復ツール、多数のフィルターを備え、写真の補正・切り抜き・合成、Web 用の画像づくりなどに使えます。3.0 からはフィルターをかけたあとも設定を変えられる非破壊フィルターが入り、3.2 では外部の画像ファイルとつながる「リンクレイヤー」や、パスに線や塗りを付けたまま編集できる「ベクターレイヤー」が加わりました。

Photoshop の PSD は読み込み・書き出しに対応しており、3.2 のリリースノートによると大きなサイズの PSB の書き出しや、ドロップシャドウなど一部のレイヤースタイルの読み込みにも対応しました。ただし PSD は Photoshop 独自の形式で、調整レイヤーやスマートオブジェクトなどがすべて同じに再現されるわけではありません。CMYK は JPEG・TIFF・PSD などの読み込み・書き出しとソフトプルーフ(印刷の色の確認)に対応していますが、3.0 のリリースノートのとおり編集そのものは RGBで行い、CMYK のまま作業するモードはまだありません。Python や Script-Fu による自動化、独自のプラグインにも対応しています。

パソコンにインストールして使うデスクトップアプリで、Windows(10 1903 以降、x64/ARM64)、macOS(11 Big Sur 以降、Intel/Apple シリコン)、Linux(AppImage・Flatpak・Snap など)に対応しています。2026-10-14 時点の安定版は 3.2.6(2026-09-10 リリース)です。開発は GNOME の GitLab(gitlab.gnome.org/GNOME/gimp)で行われ、GitHub の GNOME/gimp はミラーです。

日本語対応

UIの日本語化 100%
翻訳ファイル po/ja.po
日本語ドキュメント 未検出 リポジトリ内に日本語のドキュメントは見つかりませんでした
日本語で調べやすさ Google で検索 ↗ 「GIMP 導入」で日本語記事を確認

リポジトリに日本語の翻訳ファイル(po/ja.po ほか po-plug-ins/ja.po・po-libgimp/ja.po など)があります。GNOME の翻訳統計(l10n.gnome.org、2026-10-14 確認)では、本体 UI(gimp.master)の日本語訳は 6,103 件中 6,089 件(99%)です。日本語のユーザーマニュアル(docs.gimp.org/3.2/ja/)もあります。開発は GNOME の GitLab で行われ、GitHub はミラーです。

※ 日本語化率はリポジトリ内の翻訳ファイル(po/ja.po)の項目数を英語版と比較して自動計測しています。最終計測:2026/10/22

向いている人・向いていない人

向いている

  • Photoshop の月額料金を払わずに、写真の補正・切り抜き・合成をしたい
  • ブログや Web サイト用の画像を、レイヤーを使って作りたい
  • Linux を含む複数の OS で同じ画像編集ソフトを使いたい
  • Python やスクリプトで画像処理を自動化したい

向いていない

  • CMYK のまま編集して入稿データを作る、印刷中心の仕事(編集は RGB で、CMYK は書き出し時の変換)
  • 取引先と PSD をやり取りし、調整レイヤーやスマートオブジェクトまで同じ見た目で保ちたい
  • Photoshop のプラグインや生成 AI 機能(生成塗りつぶしなど)に頼った作業がある
  • Photoshop のメニュー配置やショートカットに慣れていて、操作を覚え直す余裕がない

導入方法(インストール)

動かす場所パソコン(Windows・Mac・Linux)
サーバー不要
導入難易度かんたん
月額の目安0円〜

Windows(10 1903 以降、x64/ARM64 のインストーラー、Windows 11 なら Microsoft Store 版も)、macOS(11 Big Sur 以降、Intel 用と Apple シリコン用の dmg)、Linux(Debian 13 相当以降、x86_64/ARM64 の AppImage、Flatpak、Snap)が公式サイトで配布されています。Mac で署名や公証の警告が出るかは確認できていません。

  1. 公式の配布元からダウンロード ― GitHub の Releasesから、使っているOSに合うファイルを選びます。名前の似た非公式の配布ページに注意してください
  2. インストールして起動 ― 詳しくは公式ドキュメントを参照してください

Adobe Photoshop と比べていくら安くなる?

人数Adobe Photoshop(年額)GIMP(年額)差額
1人39,360円0円−39,360円
5人196,800円0円−196,800円
10人393,600円0円−393,600円
30人1,180,800円0円−1,180,800円

※ Adobe Photoshop は 月額3,280円(Photoshop 単体プラン・年間プラン月々払い・税込)、GIMP は無料のソフトとして試算。パソコン本体の費用と、機能の違いによる手間は含みません。

デザインの他のOSSと比較

ソフト★ Stars最終更新日本語UI必要RAM難易度ライセンス
GIMP(このページ) 6,541 14時間前 100% パソコン(Windows・Mac・Linux) かんたん GPL-3.0-or-later
ComfyUI 141,392 1日前 あり パソコン(Windows・Mac・Linux) ふつう GPL-3.0
Excalidraw 134,389 16時間前 90% 256MB かんたん MIT
PhotoCraft 71,249 12時間前 あり パソコン(Windows・Mac・Linux) かんたん Apache-2.0

デザインのOSSをすべて見る →

よくある質問

GIMP は無料ですか?

無料です。本体は GPL-3.0-or-later のオープンソースソフトで、公式サイトから無料でダウンロードできます。

商用利用できますか?

できます。GIMP を仕事に使ったり、GIMP で作った画像を販売したりすることにライセンス上の制限はありません。GIMP 自体を改変して配布する場合は、GPL に従ってソースコードを公開する必要があります。

日本語で使えますか?

使えます。GNOME の翻訳統計では本体 UI の日本語訳は99%で、OS の言語設定が日本語なら日本語で表示されます。日本語のユーザーマニュアルもあります。

どこからダウンロードすればよいですか?

公式サイトのダウンロードページ(https://www.gimp.org/downloads/)から入手できます。Windows は Microsoft Store、Linux は Flathub や Snap Store からも入手できます。

Photoshop の PSD ファイルを開けますか?

開けます。レイヤーやマスク、一部のレイヤースタイルは読み込めますが、PSD は Photoshop 独自の形式のため、調整レイヤーやスマートオブジェクトなどはそのまま再現されない場合があります。大事なファイルはコピーで試してください。

仕事で使えますか?

長く開発が続く安定版のソフトで、Web 用の画像づくりや写真補正なら十分に使われています。ただし CMYK のまま編集する印刷物の制作や、PSD を取引先と往復させる仕事では、Photoshop と同じ結果にならない点に注意が必要です。