EffectCraft
Adobe After Effects の代替。コンポジション・キーフレーム・エフェクト・3D カメラを備えた、Rust 製のオープンソース・モーショングラフィックスソフト
オープンソース代替:Adobe After Effects
サーバーは不要。パソコン(Windows・Mac・Linux) にインストールして、無料で使えます 導入方法を見る ↓
- ARM対応
- 商用利用可
EffectCraft は、ArtCraft(storytold)が公開しているAdobe After Effects のクリーンルーム再実装(元製品のコードを使わず、動作をもとに一から作り直すこと)をうたうモーショングラフィックス・合成ソフトです。README によると、コンポジションにソリッド・シェイプ・テキスト・映像・ヌル・調整レイヤー・カメラ・ライトを重ね、キーフレーム(動きの変化点を指定する目印。グラフエディター付き)で動かし、エフェクトを重ねて書き出せます。エフェクトは306種類(After Effects の298種類すべてを含むと README は説明)で、レイヤースタイル、JavaScript のエクスプレッション(式で動きを自動計算する機能)、パペットツール、3D カメラとライトも備え、パネル構成やショートカットは After Effects に近い配置です。
README によると、プロジェクトは読める JSON 形式(.ecproj)で保存され、Lottie(Web やアプリ用の軽いアニメーション形式)の読み込みと書き出しがプラグインなしでできます。レンダーキューから H.264(MP4)、ProRes(MOV)、HEVC、AV1、WebM、連番画像、アニメーション GIF などに書き出せ、FFmpeg を使わずすべて Rust で処理します。一方で、After Effects のプロジェクト(.aep/.aepx)は開けず、After Effects のプラグインも動かないと README に明記されています。
パソコンにインストールして使うデスクトップアプリで、macOS・Windows・Linux・FreeBSD 用のほか、ブラウザで動く版もあります。最初のコミットは 2026年10月1日で、README によると段階はalphaです。README は、After Effects の機能の約91%が存在し、プロの仕事で置き換えられる段階までは約45%と自己評価しています。また、最もテストされているのは macOS で、Linux と Windows では基本操作の不具合が報告されているとも書いています。リリースはほぼ毎日出ており、挙動が短期間で変わる可能性があります。
EffectCraft の検証・解説記事
日本語対応
日本語の翻訳はソースコードに組み込まれています(crates/ui-egui/src/i18n.rs の言語一覧に ja があり、メニューの訳はこのファイル、パネル・ダイアログの訳は crates/ui-egui/src/i18n/ui.rs にあります)。設定の General ▸ Language で切り替える仕組みです。docs/localization-parity.md によると、メニューはすべて訳されていますが、パネル・ダイアログは一部で、エフェクト名(crates/ui-egui/src/i18n/effects.rs の日本語表は空)とエフェクトのパラメーター名は英語のままです(全体で約27%)。日本語フォントは同梱されず、OS に入っているフォントを使います。README・ドキュメントは英語です。
※ 日本語の翻訳ファイルの有無はリポジトリを自動で確認しています(翻訳の割合は、ファイルの形式によって計測できないため表示していません)。最終確認:2026/10/22
向いている人・向いていない人
向いている
- After Effects の月額料金を払うほどではないが、タイトルアニメーションや簡単なモーショングラフィックスを作りたい
- Web やアプリ用のアニメーションを Lottie で書き出したい
- プロジェクトを JSON で保存して、Git などで差分管理したい
- コマンドラインや AI エージェント(MCP)から動画の書き出しを自動化したい
向いていない
- After Effects のプロジェクト(.aep)を開いて続きを作業したい(README で未対応と明記)
- After Effects のプラグインやテンプレートに依存している
- クライアントワークなど仕事の本番データを、安定したソフトで確実に扱いたい(alpha で、Windows・Linux では基本操作の不具合報告がある)
- After Effects と同じレンダリング結果が求められる(README によると比較の仕組みはまだない)
最近の更新
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リリースノート(原文)
## What's Changed * docs: add SonarCloud and CodeRabbit badges to README by @dylanmtaylor in https://github.com/storytold/effectcraft/pull/1803 * docs: drop references to competing commercial software by @dylanmtaylor in https://github.com/storytold/effectcraft/pull/1773 * Skip CodeRabbit reviews on Dependabot PRs by @echelon in https://github.com/storytold/effectcraft/pull/1962 **Full Changelog**: https://github.com/storytold/effectcraft/compare/v0.13.0...v0.14.0
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リリースノート(原文)
> [!NOTE] > **FreeBSD aarch64 is dropped from this release.** We had to cut releases, and we cannot build this target within the 5-hour CI limit for any of the Craft apps, so we are dropping it for now. This is a known blocker, flagged for a future fix in storytold/craft-common-actions#39. FreeBSD x86_64 and every other platform are included. ## What's Changed * Advanced 3D: Accepts Shadows Only draws just the shadow (#1691) by @HEOJUNFO in https://github.com/storytold/effectcraft/pull/1704 * Replace non-ASCII characters in EXR layer names so ProEXR export no longer panics (#1702) by @MarekSpodBiedry in https://github.com/storytold/effectcraft/pull/1709 * #1714: reopen each comp at its saved current time by @arnav-hiwarkar in https://github.com/storytold/effectcraft/pull/1721 * Paste path…
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リリースノート(原文)
## What's Changed * Atomic writes: a unique, exclusively created temp file per write (#1233) by @DWAA1660 in https://github.com/storytold/effectcraft/pull/1345 * Offloaded analyses: merge the result instead of replacing the group (#1249) by @DWAA1660 in https://github.com/storytold/effectcraft/pull/1366 * EPS: idiv and mod of -2^63 by -1 no longer panic by @dotCooCoo in https://github.com/storytold/effectcraft/pull/1223 * Prevent duplicate automation edits after lost replies by @onlymoein in https://github.com/storytold/effectcraft/pull/1333 * Read PDF structure through the shared parser without changing vector rendering by @skylartaylor in https://github.com/storytold/effectcraft/pull/1398 * ci: add nix check workflow by @dylanmtaylor in https://github.com/storytold/effectcraft/pull/1612 …
導入方法(インストール)
macOS(Apple シリコン/Intel 両対応の universal 版 dmg)、Windows(x64・arm64・32ビットの msi とポータブル版 zip)、Linux(AppImage・deb・rpm・Flatpak・tar.gz、x86_64/aarch64、riscv64 は tar.gz など)、FreeBSD 用が GitHub の Releases で配布され、ブラウザで動く Web 版(zip)もあります。コマンドライン版(macOS universal の zip)も配布され、README によると Windows の arm64 版は x64 のエミュレーションなしで動きます。README には Mac 版は署名・公証済み、Windows 版はコード署名済みと書かれていますが、実際に警告が出るかどうかは確認できていません。
- 公式の配布元からダウンロード ― GitHub の Releasesから、使っているOSに合うファイルを選びます。名前の似た非公式の配布ページに注意してください
- インストールして起動 ― 詳しくは公式ドキュメントを参照してください
Adobe After Effects と比べていくら安くなる?
| 人数 | Adobe After Effects(年額) | EffectCraft(年額) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 1人 | 39,360円 | 0円 | −39,360円 |
| 5人 | 196,800円 | 0円 | −196,800円 |
| 10人 | 393,600円 | 0円 | −393,600円 |
| 30人 | 1,180,800円 | 0円 | −1,180,800円 |
※ Adobe After Effects は 月額3,280円(After Effects 単体プラン・年間プラン月々払い・税込)、EffectCraft は無料のソフトとして試算。パソコン本体の費用と、機能の違いによる手間は含みません。
動画編集の他のOSSと比較
| ソフト | ★ Stars | 最終更新 | 日本語UI | 必要RAM | 難易度 | ライセンス |
|---|---|---|---|---|---|---|
| EffectCraft(このページ) | 7,688 | 15時間前 | 未検出 | パソコン(Windows・Mac・Linux) | かんたん | Apache-2.0 |
| MoneyPrinterTurbo | 133,751 | 2日前 | 未検出 | 4GB | かんたん | MIT |
| FilmCraft | 15,717 | 18時間前 | あり | パソコン(Windows・Mac・Linux) | かんたん | Apache-2.0 |
| Shotcut | 15,471 | 14時間前 | あり | パソコン(Windows・Mac・Linux) | かんたん | GPL-3.0 |
よくある質問
EffectCraft は無料ですか?
無料です。ライセンスは MIT と Apache-2.0 のどちらかを選べるデュアルライセンス(LICENSE-MIT・LICENSE-APACHE)で、商用利用もできます。ArtCraft の名前とロゴは商標で、このライセンスの対象外です。
日本語で使えますか?
メニューは日本語に切り替えられますが、ドキュメント(docs/localization-parity.md)によると訳はまだ全体の約27%で、パネルの一部やエフェクト名・パラメーター名は英語のままです。README やドキュメントは英語です。
どこからダウンロードすればよいですか?
公式の配布元は GitHub の storytold/effectcraft の Releases(https://github.com/storytold/effectcraft/releases)か、getartcraft.com の EffectCraft のページ(https://getartcraft.com/apps/effectcraft)だけです。「ArtCraft-Corp/ArtCraft」など、説明文に「Official free download」と書かれた別のリポジトリは公式ではありません。それ以外の場所から入手したファイルは実行しないでください。GitHub の Releases には各ファイルのチェックサム(SHA256SUMS.txt)も置かれています。
After Effects のプロジェクトを開けますか?
開けません。README に、.aep/.aepx は開けず、After Effects のプラグインも動かないと明記されています。素材(映像・画像・音声)を読み込んで作り直す必要があります。Lottie の JSON は読み込めます。
仕事で使えますか?
商用利用はライセンス上できますが、README 自身が「クライアントワークで After Effects の代わりになる段階ではない」と書いており、プロの仕事での到達度は自己評価で約45%です。最もテストされているのは macOS です。本番の仕事では After Effects と併用し、試作や社内向けの動画から試すのが安全です。