Dockge

Portainer の代替。compose.yaml の管理に絞った、軽くてシンプルな Docker スタック管理ツール(MIT)

オープンソース代替:Portainer

公式サイト ↗ GitHub ドキュメント

自分のサーバーで動かすなら:メモリ 1GB 以上の VPS で、月額 588円〜(目安) 導入方法と VPS の比較を見る ↓

  • ARM対応
  • Docker対応
  • セルフホスト可
  • 商用利用可
  • 日本語UI

Dockge は、Docker Compose の compose.yaml(スタック)の管理に絞ったWeb ツールです。スタックの作成・編集・起動・停止・再起動・削除、イメージの更新ができ、pull や up の進み具合とターミナルの出力がリアルタイムに表示されます。docker run ... のコマンドを compose.yaml に変換する機能もあります。compose ファイルはサーバー上のフォルダ(標準は /opt/stacks)に普通のファイルとして保存されるため、Dockge を使わずに docker compose コマンドで操作することもできます。開発者は死活監視ツール Uptime Kuma の作者で、画面の作りも似ています。

1.4.0 からは、別の Docker ホストで動かした Dockge を「エージェント」として追加し、複数のホストのスタックを1つの画面で管理できます。一方で、ログインは初回に作る管理者アカウントで行う方式で、ユーザーの追加・権限の設定・シングルサインオンの機能は確認できていません。README の FAQ でも、単体のコンテナを管理したい場合は Portainer か Docker CLI を使うよう案内されています。

動作環境は Docker 20 以上(または Podman)が動く主な Linux ディストリビューションで、Windows には対応していません。対応 CPU は amd64・arm64・armv7 です。必要メモリの数値は公表されていません。最新の正式リリースは2025-03-30の1.5.0で、それ以降は新しいバージョンが出ていません(master ブランチには2026年4月にも修正のコミットがあります)。1.5.0 から、ホストのコンソール機能は安全のため標準で無効になりました。公式のクラウド版や有料版はありません。

日本語対応

UIの日本語化 85%
翻訳ファイル frontend/src/lang/ja.json
日本語ドキュメント 未検出 リポジトリ内に日本語のドキュメントは見つかりませんでした
日本語で調べやすさ Google で検索 ↗ 「Dockge 導入」で日本語記事を確認

リポジトリに日本語の翻訳ファイル frontend/src/lang/ja.json があります(最新の正式版 1.5.0 では英語の en.json 130項目に対し ja.json は127項目で、未翻訳は3項目。リリース前の master では CPU・メモリの表示やコンソール関連の文言が約20項目増えていて、そこはまだ未翻訳です。2026-11-02 確認)。ja.json の最終更新は2025-03-29です。公式の説明は README(英語)のみです。2026-11-01 に当社の VPS で開いたところ、ブラウザの言語に合わせて初回の管理者作成画面から日本語で表示されました。ただし管理者を作った直後の通知は「successAdded」と翻訳キーがそのまま表示されました。

※ 日本語化率はリポジトリ内の翻訳ファイル(frontend/src/lang/ja.json)の項目数を英語版と比較して自動計測しています。最終計測:2026/11/1

向いている人・向いていない人

向いている

  • Docker Compose で動かしているサービスを、画面からも手早く起動・停止・更新したい
  • compose.yaml をツールに閉じ込めず、普通のファイルとして手元に置いておきたい
  • Portainer は機能が多すぎると感じ、軽くてわかりやすい画面がほしい
  • 自宅サーバーや小さな VPS を1人で管理している

向いていない

  • 単体のコンテナ・ネットワーク・ボリュームも画面で管理したい(compose のスタック管理に特化)
  • 複数人で使い、ユーザーごとの権限やシングルサインオンが必要
  • 頻繁な機能追加や定期的なリリースを期待する(最新の正式リリースは2025-03-30)
  • Windows のサーバーや Kubernetes で使いたい(どちらも非対応)

最近の更新

変更内容の詳細は、各バージョンのリンク先(GitHub のリリースノート)でご確認ください。

導入方法(セルフホスト)

必要メモリ1 GB 程度(目安)
導入難易度かんたん
Docker対応
推奨VPSプランConoHa VPS 1GB(月額 588円〜)

compose.yaml

services:
  dockge:
    image: louislam/dockge:1
    restart: unless-stopped
    ports:
      # Host Port : Container Port
      - 5001:5001
    volumes:
      - /var/run/docker.sock:/var/run/docker.sock
      - ./data:/app/data
        
      # If you want to use private registries, you need to share the auth file with Dockge:
      # - /root/.docker/:/root/.docker

      # Stacks Directory
      # ⚠️ READ IT CAREFULLY. If you did it wrong, your data could end up writing into a WRONG PATH.
      # ⚠️ 1. FULL path only. No relative path (MUST)
      # ⚠️ 2. Left Stacks Path === Right Stacks Path (MUST)
      - /opt/stacks:/opt/stacks
    environment:
      # Tell Dockge where is your stacks directory
      - DOCKGE_STACKS_DIR=/opt/stacks
  1. VPSを契約する ― ConoHa VPS 1GBを選び、OSは Ubuntu を推奨
  2. Docker を入れる ― 多くのVPSはアプリテンプレートから1クリック。無ければ curl -fsSL https://get.docker.com | sh
  3. Dockge を起動 ― 上の compose ファイルを置いて docker compose up -d
  4. ドメインとHTTPS ― Caddy か Nginx Proxy Manager でリバースプロキシ(Let's Encrypt 自動)。独自ドメインが無ければ XServer ドメイン で取得(PR)

このソフトが動く VPS プラン(必要メモリ 1GB 以上)

サービスプラン月額(目安)
ConoHa VPS 最安 1GB 588円〜 公式サイト ↗
シンVPS 1GB 671円〜 公式サイト ↗
XServer VPS クラウド 4GB 2,068円〜 公式サイト ↗

※ 月額は12か月契約の通常価格(税込・月額換算)の目安です。キャンペーン価格・初期費用は各社の公式サイトで確認してください。PR

Portainer と比べていくら安くなる?

契約Portainer(年額)Dockge セルフホスト(年額)差額
1契約156,756円7,056円−149,700円

※ Portainer は 無料の Community Edition(CE・Zlib ライセンス)は 2.x 系で継続し、3.x の新機能は入らない。Business Edition(BE)は3ノードまで無料(3 Nodes Free・1組織1ライセンス)。有料は Starter が年1,045ドル〜(5ノード・月あたり約87ドル=約13,063円)、Scale が年2,095ドル〜(5ノード)。ノード数を増やしたときの価格は料金ページで選んで確認する形です。Enterprise は個別見積もり。非商用の Home & Student は年155ドル(15ノードまで)。ドル建てで、消費税の扱いは料金ページに記載なし、セルフホストはConoHa VPS 1GB(月額588円)で試算。運用の手間・バックアップ・ドメイン代は含みません。

自分で入れるのが難しいときは

Dockge のセルフホストは、VPS の契約・Docker・ドメインと HTTPS・バックアップと、決めることが少なくありません。OSSMatch を運営する合同会社Edel Hearts では、サーバーの用意から初期設定・日本語化・バックアップと更新の仕組みづくりまでをまとめて代行しています。掲載している OSS は、実際に自社のサーバーで動かして確認しています。

Dockge の導入を相談する ↗相談は無料です。内容を伺ってから、費用と期間の目安をお伝えします。

インフラ・デプロイの他のOSSと比較

ソフト★ Stars最終更新日本語UI必要RAM難易度ライセンス
Dockge(このページ) 24,738 2週間前 85% ― かんたん MIT
Coolify 65,504 2日前 75% 2GB かんたん Apache-2.0
Dokploy 38,178 3日前 未検出 2GB かんたん Apache-2.0
Harbor 29,663 1日前 未検出 4GB ふつう Apache-2.0

インフラ・デプロイのOSSをすべて見る →

よくある質問

Dockge は無料で使えますか?

MIT ライセンスで無料です。有料版や公式のクラウド版はありません。

日本語で使えますか?

日本語の翻訳ファイル(frontend/src/lang/ja.json)があり、画面を日本語で表示できます。2026-11-01 時点で英語の150項目のうち23項目は未翻訳で、英語のまま表示されます。

今あるスタックを Dockge で管理できますか?

できます。README の手順では、スタックを止めて compose ファイルを /opt/stacks//compose.yaml に移し、画面右上のメニューの「Scan Stacks Folder」を押すと一覧に表示されます。

Portainer の代わりになりますか?

README の FAQ では、答えは「はいでもあり、いいえでもある」とされ、単体のコンテナを管理したい場合は Portainer か Docker CLI を使うよう案内されています。compose で管理しているスタックが中心なら、置き換えの候補になります。Portainer と同じサーバーで並行して動かすこともできます。

開発は続いていますか?

最新の正式リリースは2025-03-30の1.5.0です。master ブランチへのコミット(2026年4月のセキュリティ関連の修正など)は続いていますが、2026-11-01 時点で新しいバージョンは出ていません。

カテゴリ:インフラ・デプロイ

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